おおよそ、一月でなんとか鳳凰が完成しました。当初の羽の色から随分と違う色味になりましたが、だから面白いと言うかやめれない。この所、色々な物の値段が上がっていて勿論、画材もですが特に絵筆がもう生産出来ません。なんて言う種類のものが多くなり困っています、、、、「弘法は筆を選ばず」とは言われますが、弘法大師様なら、そうでしょうが私のような非凡なものはやはり、ここぞという目や口元、などなどどうしても穂先が揃って腰のある筆でないと描けないのです。熊野の面相筆でおおよその細かい箇所を加筆して、目や嘴、脚などは、ラファエロ シリーズの細い筆で描きました。描きやすいから、どうしても他の所も描きたくなりますが、そこは我慢、我慢。使い終わると、ぬるま湯で石鹸で洗いその後はリンス。自分の髪の毛より丁寧に扱ってしまう。
最後に鳳凰の後ろに金の輪っか。後光を入れて架空の世界の生き物をさらに強調してみました。